天の川銀河の星めぐり

天の川銀河の天体を、天体望遠鏡で見た感じにコリメート撮影で星めぐり中です。

M20-三裂(さんれつ)星雲 (いて座)

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20cm反射(33倍) 2021.8.28 LX7コリメートF1.4x20sec+QBPx1枚

※中央の赤い星形成領域(H-Ⅱ領域)を暗黒星雲が3つに分割したように見えることから、有名なアマチュア天文家ウイリアムハーシェルの息子のジョン・ハーシェル(この人もアマチュア天文家)が「三裂星雲」と命名した。

 星雲の中心にある7等星(O7型高温星)の強力な紫外線が星雲を光らせている。

見にくいですが、星雲のすぐ上の薄青い星雲は、プレアデス星団の「メローペ」を包む青い星雲と同じ「反射星雲」である。

 地球からの距離は5200光年で、当ブログのカテゴリー「いて座」のM8星雲と

同じグループの天体であるが、大きさは小さい。

今年の夏の長雨が明けた最初に撮影した天体です。