※中央の赤い星形成領域(H-Ⅱ領域)を暗黒星雲が3つに分割したように見えることから、有名なアマチュア天文家ウイリアム・ハーシェルの息子のジョン・ハーシェル(この人もアマチュア天文家)が「三裂星雲」と命名した。
星雲の中心にある7等星(O7型高温星)の強力な紫外線が星雲を光らせている。
見にくいですが、星雲のすぐ上の薄青い星雲は、プレアデス星団の「メローペ」を包む青い星雲と同じ「反射星雲」である。
地球からの距離は5200光年で、当ブログのカテゴリー「いて座」のM8星雲と
同じグループの天体であるが、大きさは小さい。
今年の夏の長雨が明けた最初に撮影した天体です。