天の川銀河の星めぐり

天の川銀河の天体を、天体望遠鏡で見た感じにコリメート撮影で星めぐり中です。

いて座

M16(わし星雲)とM17(オメガ星雲)  (いて座)

いて座~たて座の天の川には明るい散光星雲がいくつかあります。 どれも赤い星雲と美しい星団と暗黒星雲から成り、夏の星空の楽しみです。 ここは星の誕生の場所でもあります。 南からМ8(干潟星雲)、М20(三裂星雲)と今回のМ17、М16がありますが、…

いて座~たて座の天の川(暗黒星雲をめぐる)

天の川銀河外観 MITAKAで作成 ※夏の天の川は太陽系から見るといて座の方向に中心があり、天の川がもっとも濃く見えるところです。そのため暗黒星雲もいろいろ楽しめる場所でもあります。 当ブログの天の川を撮影した「写真―1」と「写真―2」の位置 「写真―…

M54ー球状星団誕生の謎(いて座)

15cm反射(33倍) 2021.9.18 LX7コリメートF1.4x8sec+LPR-Nx1枚 (南の空低い位置での撮影で、電線が写りこんでしまいました。) ※画像中央のにじんだ星が球状星団のM54です。 前回紹介したM22(いて座の球状星団)の少し南側にある同じ球状星…

M22-球状星団(いて座)

20cm反射(33倍) 2021.8.29 LX7コリメートF1.4x5sec+LPR-Nx3枚 ※天の川銀河には散開星団とこの球状星団の2種類の星団があり、形も分布する位置も 成因過程もまったく異なっている。 M22は日本から見える球状星団としては、ヘルクレス座のM13…

M20-三裂(さんれつ)星雲 (いて座)

20cm反射(33倍) 2021.8.28 LX7コリメートF1.4x20sec+QBPx1枚 ※中央の赤い星形成領域(H-Ⅱ領域)を暗黒星雲が3つに分割したように見えることから、有名なアマチュア天文家ウイリアム・ハーシェルの息子のジョン・ハーシェル(この人もアマチュア天…

M8-干潟(ひがた)星雲 (いて座)

20cm反射(83倍) 2020.8.12 LX7コリメートF1.4x15sec+QBPx1枚 ※有名な散光星雲で、別名「ラグーン星雲」と呼ばれる。 私は干潟の様には見えませんが、英語名も同様な意味です。 右側に美しい散開星団NGC6530と中央に暗黒星雲グレイト・リフトさらに …