※先月もカシオペヤ座の散開星団NGC457を紹介しましたが、カシオペア座からふたご座に流れる「天の川」にはたくさんの美しい散開星団が見られます。
散開星団は天の川の中でまとまって星が生まれたところで、元は赤い散光星雲の中で生まれました。ガスが消えた後に誕生した星の集団が散開星団です。
※まずはじめはM52星団です。地球からの距離は約3800光年にある星団です。
星の数は約200個で若い星からできています。明るい星が一つあります。
※次にみるのはNGC7789星団です。
※ぼんやりと大きく密集しているのが特徴で、満月の約半分の大きさです。
地球からの距離は約7600光年で、約1000個の星から出来ています。
※この星団はやや倍率を上げた方が美しく見られます。85倍で視野いっぱいに広がった姿がみられます。写真では実際の美しさがなかなか伝わりません。