天の川銀河の星めぐり

天の川銀河の天体を、天体望遠鏡で見た感じにコリメート撮影で星めぐり中です。

惑星状星雲 M27(あれい状星雲) (こぎつね座)

夏の天の川とМ27(矢印)  2019.8.26 Canon10mmF3.5 15S 奥三河総合センターにて

※夏の天の川の真っただ中に惑星状星雲「М27 あれい状星雲」があります。

昔、惑星の様に見える天体ということで「惑星状天体」と呼ばれ、色々な形があることからМ27は形が「鉄アレイ」に似ていることから「あれい状星雲」とよばれています。大きさ、形、色合いなど人気の高い惑星状星雲の代表です。

М27 2023.07.23 20cm反射(24倍)コリメート撮影+10秒露出+QBPフイルター

М27拡大 2023.07.23 20cm反射直焦点+白黒CMOSカメラ+160秒露出+UV/IRカット

※星雲の中心にある星は「白色矮星」で質量は太陽の半分、直径は5.5%ですが、表面温度は約11万度ある(太陽は約6千度)超高温星で、強力な紫外線を放出しています。

地球からの距離は1200光年で年齢は1万年です。

М27誕生のイラスト

※М27の詳しい説明は「天文ガイド」誌 2023年9月号

また惑星状星雲の詳しい説明は「天体写真でひもとく宇宙のふしぎ」

 サイエンス.アイ新書を参照してください。