天の川銀河の星めぐり

天の川銀河の天体を、天体望遠鏡で見た感じにコリメート撮影で星めぐり中です。

はくちょう座X-1(ブラックホール第一号)

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はくちょう座周辺 2019.10.26  Canon 10mm F3.5x15S 奥三河総合センターにて

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20cm反射(25倍) 2021.10.20 LX7コリメートF3.5x3secx1枚

はくちょう座の長い首の喉のあたりにあるη(イータ)星の近くにブラックホール

 第一号の「 はくちょう座 X-1 」がある。

 1960年代アメリカの軍事衛星がX線で発見し、その後1972年にアメリカの

天文衛星が上の写真のHDE226868星の位置がX線源であることを突き止めた。

ブラックホールは見えませんが、HDE226868星は5cm程度の望遠鏡で見えます。

上の写真を頼りに探してみてください。

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ブラックホールの想像図

※HDE226868星は、伴星が存在する様なふらつき運動をしているが伴星らしき星は

見えず、また強力なX線を出す様な星でもないことから、アインシュタイン一般相対性理論の解の一つであるブラックホールではないかと考えられている。

地球からの距離は約6000光年で太陽系と同じ天の川銀河のオリオンの腕にある。

数万年前に連星だった星が寿命で重力崩壊して出来たと考えられている。

吸い込まれた物質はどこへ行ってしまうのだろう?