*大きな星雲がM42で、その左上のまがたま形の小さな星雲がM43です。
地球に近い(1500光年)ため、肉眼でも見えるほど大きく明るい星雲です。
望遠鏡でもこんな感じに見え迫力が有りますが、色は全体に白っぽく明るい所が
緑っぽいピンク色に見えます。
このあたりは星形成領域で、大星雲の中には約2000個の星が集まっています。
オリオン大星雲の成因過程
*現在はステージ3の状態で、中心のトラペジウムの強い光に刺激され星間分子雲が
輝いて(HⅡ領域)見えているのが大星雲です。このような星雲を「散光星雲」
とよびます。現代人(ホモ・サピエンス)がアフリカから世界各地に拡がった
10万年ほど前に分子雲の衝突がおきました。