天の川銀河の星めぐり

天の川銀河の天体を、天体望遠鏡で見た感じにコリメート撮影で星めぐり中です。

球状星団 M15(ペガスス座)

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20cm反射(25倍) 2021.11. 9 LX7コリメートF2x15秒+LPR-Nフィルタ

※秋の夜空に羽ばたく天馬ペガススの鼻先に見つかるのが球状星団のM15です。

 6等星と明るいため、双眼鏡でぼんやりした光の塊のように見え、

 望遠鏡で倍率を上げると回りの星が分離して球状星団らしく見えます。

 地球からの距離は33000光年で、天の川銀河のハロの中に存在します。

(カテゴリ「いて座」のM22を参照下さい)

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M15の位置(星図Wikipedia より)

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20cm反射(83倍) 2021.11. 9 LX7コリメートF2x15秒+LPR-Nフィルタ

※M15はいろいろな点で特徴の有る球状星団です。

球状星団中最も星の密集度が高い。(年々直径が大きくなっている)

球状星団中最も年齢が古く120億歳と宇宙誕生から間もなく誕生した。

・星団の中に最初に惑星状星雲が見つかった。

・中心から強いX線が出ていて、ブラックホールが有るかもしれない。