※上の写真は私が住んでいる愛知県豊川市の市の中心部にある二つのプラネタリウムドームです。手前のドーム径が15mで500m程はなれたところに更に大きなドームがあります。こんなにプラネタリウムに恵まれたところは他にあるでしょうか?
実は、奥のドームはコニカミノルタのプラネタリウム工場(一般非公開)で、手前が今回紹介する市の「豊川市ジオスペース館」プラネタリウムです。
豊川市立「豊川市ジオスペース館」は今年の4月リニューアルOPENしました。
リニューアルの最大の目玉はプラネタリウムの更新です。
今までのデジタル式から光学式に戻しました。「コスモリープ∑」という光学式のものです。補助投影機はデジタル式の「メディアグローブ∑ SE」でともにコニカミノルタ製の最新式のものです。光学式とデジタル式の融合した形です。
※恒星球の直径は600mmほどで、超高輝度LEDを使い恒星の明るさは今までの2.5倍だそうです。恒星数は6.5等までの約9000個、天の川は25万個の星で再現されているそうです。
私は今までのデジタル式よりかなり本者の星空に近づいた感じがして違和感がなく美しく感じました。
天文ガイドの5月号にも富山市科学博物館が同じくデジタル式から光学式(五藤光学製)に変更した記事が載っていました。今時の流れなのでしょうか。
尚、「豊川市ジオスペース館」ではプラネタリウム投影の後半、星空の下に輝くオーロラの実写投影があり素晴らしいものです。豊川には以前「名古屋大学太陽地球環境研究所」があったためです。この投影はずっと続いているのでこちらにお越しのおりには是非ご覧ください。