天の川銀河の星めぐり

天の川銀河の天体を、天体望遠鏡で見た感じにコリメート撮影で星めぐり中です。

令和4年(2022年)の夏の天気 ―ゲリラ雷雨と「大気の川」の変化―

※星がテーマのブログなのに気象の話題で心苦しいですが、今年の7月.8月は南からの湿った空気の影響で、晴れても雲が多い日が多く、夏の夜空が見られずじまいでした。2か月間まともに星空がみられませんでした。

特に天気で印象に残ったのは、南国を思わせるような毎日午後のゲリラ雷雨と、昨年

と同じ様に発生した「大気の川」(カテゴリのその他を参照ください)の変化でした。

 

1)ゲリラ雷雨

令和4年7月7日の天気図      気象庁HPより

*私の住む中部地方の太平洋側は、二つの低気圧の谷間に入り、南からの高温多湿の

 空気と北からの寒い空気がぶつかり、一週間ほど毎日午後にゲリラ雷雨となりました。 下記のひまわり画像から数時間で強い雨雲が発生するのがわかります。

令和4年7月7日 午後12時の衛星画像      気象庁HPより

令和4年7月7日 午後3時の衛星画像      気象庁HPより

令和4年7月7日 午後5時の衛星画像      気象庁HPより

2)「大気の川」の昨年との違い

2021.8.18 中日新聞朝刊記事に加筆

*昨年(2021年)と同様に「大気の川」が発生しました。しかし昨年とは少し

 違った様子でした。

  • 前線が本州上を北に上がったり南に下がったりした。
  • 線状降水帯が多発した。

昨年より降水量が増えた気がします。

特に東北、北陸、九州で豪雨が多く河川の氾濫も珍しくありません。

令和4年8月9日の天気図      気象庁HPより

*前線が北に上がり東北地方が豪雨になりました。

令和4年8月18日の天気図      気象庁HPより

*前線が南に下がり関東、東海が豪雨となりました。

 夏の大雨はもう異常気象ではなく日常になったのでしょうか?

 これから来る秋の台風の大型化も心配です。

 来週にはもう秋雨前線が発生と今日のニュースが伝えてます。